こんな電動自転車はおすすめできない?デメリットを理解して購入を!

こんな電動自転車はおすすめできない?デメリットを理解して購入を! お役立ちグッズ

電動アシスト自転車とは

電動アシスト自転車とは、電動機(モーター)によりペダルを踏む力をサポートする自転車です。要するに、ペダルをこがなければ走行しません。

一方で、モーター単体のみで自走可能な自転車は電動自転車です。原付(原動機付自転車)やバイクがこの部類です。

構造としては、通常の自転車と原動機付自転車とのハーフのような自転車で、ペダルを踏む力や回転数などをセンサーで検出し、搭載しているモーターによりペダルを踏む力を低減させるアシストが行われます。1993年にヤマハ発動機が発売した電動ハイブリッド自転車・ヤマハ・PAS(Power Assist System、パス)が世界初の電動アシスト自転車とされます。

こんなあなたにはおすすめしない

  • 充電するのが面倒な方
  • 重いバッテリーを持ち運ぶのが嫌な方
  • とりあえずAmazonで一番安い電動自転車を検討している方
  • 自分で組み立てようと思っている方
  • 中古品でもいいと思っている方
  • 長距離の移動で使いたい方

電動アシスト自転車は高い買い物です。十分にこだわって選ぶべきです。ぜひ、あなたの生活をより快適にする納得の一台を探してみてください。

電動アシスト自転車のデメリット

バッテリーが切れると苦痛

電動自転車最大のデメリットです。

最近は軽量化される傾向にありますが、普通の自転車と比べて重いので、走行中に充電が切れると非常に厄介です。

天気が悪い時は移動しにくい、もしくはできない

材質がステンレスでなければ、雨に濡れるとすぐに錆びてしまいます。これは自転車全般に言えます。

自動車やバイクと比べ、長距離移動ができない

10キロ以上の移動距離にはおすすめできません。1回の充電で走行可能な距離もありますし、1時間自転車に乗り続けるのは過酷です。

重い荷物、また容量によって移動に支障が出る

普通の自転車と同じと考えて良いのですが、あまりに重いと自転車に負荷がかかりますし、運転に支障が出ます。

価格が一般的な自転車と比べて高い

一般的なシティサイクルであれば、1〜2万円で買えますが、電動自転車は、10万円は覚悟いただきたいです。ネット通販で最安のものでも6万円くらいですし、高性能なものであれば20万円以上するものもあります。

こんな電動自転車は選んではいけない

注意点①バッテリー容量

バッテリーが切れた電動自転車は、何もいいことがありません。その状態で坂を登らなくてはいけないとなると、苦行です。ただの筋トレです。充電容量が多ければ多いほどいいのは間違いありませんが、実際はどのくらいなのでしょうか?

8Ah走行距離の限度は30キロまで。1日の移動距離は2,3km程度だけれど、坂道を登るのが大変という人であれば大丈夫。
12Ah走行距離の限度は45キロまで。1日の移動距離は5km以下だけれど、走行中にバッテリー切れの心配をしたくないという人であれば大丈夫です。
16Ah走行距離の限度は60キロまで。1日に5km以上移動するけれど、充電の頻度は週に1回にしたいという人であれば大丈夫です。
20Ah走行距離の限度は68キロまで。1日に10km以上移動するけれど、充電の頻度は週に1回にしたいという人であれば大丈夫です。

同じ距離でも上り坂ではバッテリーの消費が早いです。坂道が多い地域にお住まいの人は、ゆとりをもった容量を選びましょう。

また、電動アシスト自転車のバッテリーには大きく分けて、下記の2種類があります。

  • リチウムイオン電池
  • ニッケル水素電池

最近では「メモリー効果がない」、「小型で重量が軽い」、「寿命が長い」といったメリットがあるリチウムイオン電池が主流になっています。

寿命が長いと言われるリチウムイオン電池ですが、充電池はあくまで消耗品です。リチウムイオン電池は充放電を繰り返していくうちに徐々に走行できる距離が短くなってきて、最近のバッテリーであれば約700~900回の充放電で、購入時の約半分の容量になると言われています。その頃になると、「電池の減りが早いな……」と不便を感じるようになるので、交換が必要になってきます。

わかりやすくいうと、3年で寿命がきます。一方で、本体の寿命は8年くらいです。

「Panasonic Store」で販売されているバッテリーを比較すると、8Aのバッテリーは3万1,500円(税抜)、16Aのバッテリーは4万1,500円(税抜)で販売されています(2019年7月時点)。

注意点②タイヤのサイズ

身長と体重によって、サイズを選ばないと、事故の元になります。サイズが大きい方が、スピードが出しやすいのですが、身長によってはバランスを崩しやすくもなります。逆に、小さすぎると、漕ぎづらいので、疲れます。注意しましょう。

身長インチ詳細
140cm20重心が低く地面に足がつきます。
155cm24乗り降りが自然にできます。
165cm26スピードは出ますが、身長が合っていないと危険です。

注意点③メーカー

電動自転車は家電に近いです。普通の自転車であれば、パンクやタイヤの交換のトラブルなら、自転車屋さんで修理することが可能です。頑張れば自分でも可能です。

しかし回路やメーターの故障は、自転車屋では直せません。メーカーに送って修理することになってしまいます。バッテリーや充電器も、メーカーによる独自規格が多いので、基本的にはメーカーに問い合わせるしかありません。

部品供給の問題もあります。通常電化製品の部品保持は、法律で「製造終了後7年」と決まっています。しかし、電動自転車には適用されません。つまり「メーカの良心頼み」ということです。

大手の日本メーカーはある程度は保持してくれるところが多いようですが、そうじゃない会社のものは不明です。さらに「撤退」「倒産」などがあると、保持期間などの関係がなくなりますので、明日急になくなる可能性もあります。

海外メーカーはおすすめできません。例えば、CITROENの「MG-CTN20EB」。フランスのメーカーでおしゃれです。しかし、故障や初期不良がよくあります。見た目に特にこだわりがない人は耐久性や保証の面も含めて、日本メーカーの自転車を選ぶほうが無難な選択でしょう。

また、ネット通販で気軽に買える格安電動自転車の代表格といえば、SUISUIです。ただし価格は安いですが、バッテリー容量が小さいのが弱点です。

注意点④車体の種類

主な用途車体の種類見るべきポイント
子供乗せ子供乗せタイプ車体重量が重たい
通勤・通学やお買い物用シティサイクルタイプ遠出には不向き
街乗りミニベロ・折りたたみタイプタイヤサイズが小さい・車体重量が軽い・遠出には不向き
スポーツスポーツタイプ・e-bike荷物を運ぶには不向き・バランスがとりづらい

電動自転車を使用する目的によって、適している車体の種類は異なります。上の表を参考にして、用途に合った電動自転車を選んでください。

また、細かい分類になりますが、上記以外にも「ポタリング」や「サイクリング」などに向いている種類もあります。

ポタリングとは、チャリで気軽にゆるゆとぶらつくことを『ポタリング』と称します。はやりの自転車キャンプ=バイクパッキング、超長距離のブルベ、日帰り温泉チャリツアーなんかはぜんぜんサイクリングです。

中古の電動自転車について

中古の自転車はお勧めしません。電動アシスト自転車は精密機械に等しいです。正規店で購入しましょう。

メルカリやヤフオクなどで販売されている中古商品の中には、バッテリーの消費期限がもう迫っているものも多々あります。安いと思って買ってしまって、いざ乗ってみると全然アシストしないただの重い自転車だったら災難です。

また、バッテリーの交換ができればいいのですが、製造終了している場合もあるので、注意が必要です。

中古の同じ値段で大手電動自転車メーカーの電動自転車を買うのであれば、新車で格安電動自転車のSUISUIを買ったほうが長持ちすると思います。

国内の主な電動アシスト自転車のメーカー

国内の主な電動アシスト自転車のメーカーは次の3社です。

  • ブリヂストン(BRIDGESTONE)
  • パナソニック(Panasonic)
  • ヤマハ(YAMAHA)

ブリヂストン(BRIDGESTONE)の「両輪駆動」、パナソニック(Panasonic)の「ラクイック」、ヤマハ(YAMAHA)の「スマートパワーアシスト」などそれぞれの特徴があります。

機能面だけでなく、盗難補償などのサービスも充実しており、この3社の中から選べばまず間違いないでしょう。

電動アシスト自転車のメーカー主な電動自転車のタイプ
ブリヂストン(BRIDGESTONE)日本シティサイクル・ママチャリ
パナソニック(Panasonic)日本シティサイクル・ママチャリ
ヤマハ(YAMAHA)日本シティサイクル・ママチャリ
ジック(GIC)日本MTB、クロスバイク、折りたたみ自転車
デイトナ(Daytona)日本折りたたみ自転車、ミニベロ、クロスバイク
ベスビー(BESV)台湾ミニベロ、クロスバイク
チノーバ(TSINOVA)中国ミニベロ、折りたたみ自転車
ベネリ(Benelli)イタリア折りたたみ自転車

【用途別】電動自転車の選び方のポイントとおすすめ車種4選

【子供乗せ】電動自転車の選び方のポイント&おすすめ車種

一番のポイントは安心安全な設計がされているかどうかです。子乗せ電動自転車を選ぶときは次の2つのポイントをチェックしましょう。

①前乗せ(フロント)チャイルドシート

乗れる年齢の目安1歳~4歳まで
体重15kg以下
身長制限100cm以下

<注意点>

  • 小回りが利かない
  • 前幅を撮るため、駐輪場で前から駐車できない
  • 3人乗りにするとカゴが取り付けられない

②後ろ乗せ(リア)チャイルドシート

乗れる年齢の目安2歳~6歳まで
体重22kg以下
身長制限115cm以下

<注意点>

  • お子さまの様子が分からない
  • 3人乗りにするとハンドルが安定しにくくなる

安心安全な機能

子乗せ電動自転車は安心安全な機能が搭載された車種がブリヂストン、ヤマハ、パナソニックから出されています。

例えば、制動力を大幅に向上させたブレーキや、スタンドを立てると同時にハンドルが固定される機能があります。

ヤマハ(YAMAHA) PAS Babby un SP -2020モデル-

  • サイズ:20インチ
  • 適応身長:142cm~
  • 変速:内装3段
  • 車体重量:32.7kg
  • ¥135,980~(税別)
  • 大容量バッテリー搭載!長持ち&少ない充電回数で走行可能

おすすめポイントCheck!!

PAS Babby un SPは、お子さまの頭をふんわり包み込むんだ安心設計のリヤチャイルドシートが特徴的です。 頭部を支え、お子さまが眠ってしまっても首が外に投げ出されす安全です。 さらに2020年モデルは、アシストのパワーを自動で管理してくれる「スマートパワーアシスト」を搭載しています。 お子さまの乗り心地も良い後ろ乗せタイプをお探しの人におすすめいたい一台です。

【通勤・通学やお買い物用】の電動自転車の選び方のポイント&おすすめ車種

通勤、通学やお買い物用の電動自転車を選ぶときはバッテリー容量に気をつけましょう。通勤、通学やお買い物に毎日使うなら、バッテリー容量に余裕を持って選ぶことをおすすめします。充電の手間が少なくなるためです。

電動自転車を使うたびに充電するのは、長く使うほど面倒になっていきます。走行距離を考慮して、週に1回程度の充電で済むバッテリー容量のモデルを選びましょう。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) アルベルトe L型

  • サイズ:27インチ
  • 適応身長:148cm~
  • 変速:内装5段
  • 車体重量:26.5kg
  • ¥139,800~(税別)
  • 通学用自転車の決定版!学生のための電動アシスト自転車

おすすめポイントCheck!!

アルベルトeの魅力は、通勤・通学に便利な機能が充実しているところです。 錆びないカーボンベルトドライブや、走りながら自動充電できるデュアルドライブは、面倒なメンテナンスを減らしてくれます。 カバンがすっぽり入る大きめのカゴは、さりげなくも便利でありがたいですね。 もちろん耐パンクタイヤを採用しています。 通勤・通学の相棒を探している人におすすめしたい一台です。

この自転車の口コミ

値段こそ、なかなかのものだけど、それ以上に満足してます。 電動自転車の充電って、やはりめんどう。でもこのアルベルト・・・オートモードで57km走るし、しかも後輪ブレーキかけると、充電してくれる。いやこれが凄くって、家と会社往復10km。フル満たんで既に9往復で、まだ残20%です。正直驚いてます。 あと、アシスト力。漕ぎ出しで前輪アシスト駆動の引っ張ってくれる感じ、めちゃくちゃ楽で、通勤がホント快適。 褒め過ぎかもですが、いい買い物しました!

中学生の息子の通学用に購入しました。 なかなかアルベルトの27インチの在庫が見つからなかったところ、cymaさんで、在庫有りを見つけ、注文しました。 配達時の梱包材の引き取りや 配送の予定や、配送時間の連絡など、丁寧な対応が 素晴らしいと思います。 乗り心地も良く、片道40分の通学路ですが 楽しそうに毎日通ってます。(一部抜粋)

【街乗り】電動自転車の選び方のポイント

街乗りの電動自転車を選ぶときは車体重量の軽さをチェックしましょう。

街乗りには20インチ以下の小さいタイヤサイズのモデルがおすすめです。タイヤサイズが大きいと小回りがきかないというデメリットがあるためです。

20インチの自転車なら、曲がり角の多い街中や、狭い駐輪場で不便に感じることも少ないです。

また、街乗りにはできるだけ軽量の自転車を選びましょう。車体重量が軽いと信号待ちや駐輪が楽になります。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) アシスタファインミニ

  • サイズ:20インチ
  • 適応身長:139cm~
  • 変速:内装3段
  • 車体重量:26.5kg
  • ¥91,980~(税別)
  • お買い物にも通勤にも!コンパクトで使いやすい電動ミニベロ

おすすめポイントCheck!!

アシスタファインミニは、安心して使える工夫がいっぱい詰まった電動ミニベロです。 またぎやすい低床フレームに安定感のある太めのタイヤ、立てやすくて倒れにくい幅広のスタンドを搭載しています。

さらに、暗くなると自動で点灯するオートライトも付いて、便利機能が満載です。 シニアの方にも安心して乗ってもらえる一台です。

この自転車の口コミ

見た目にひとめぼれです。 近所の自転車屋さんへ行きましたが置いておらず、試し乗りなしでの購入、はじめての20インチでしたので不安もありましたが届いた現物を見てテンションがあがり、やっぱり見た目で決めて良かったと思いました。

免許返納した86歳父用 20インチミニサイズなので地面に足がつき、上り坂も乗ったままこげています 前カゴ大き目ですが、オプションで後にもカゴをつけたら、取付済みですぐ乗れる状態で届きました 操作や充電も簡単、修理や保険の保証もつけられるので安心です

パナソニック(Panasonic) オフタイム

言わずと知れた国内大手メーカー、パナソニック(Panasonic)が発売しているオフタイムです。オフタイムは正直なところ、e-bikeとして扱われることは珍しいです。しかし、折りたたみ電動アシスト自転車のなかで人気のモデルなので紹介します。

パナソニック(Panasonic)のオフタイムは、シンプルなデザインに多彩なカラーバリエーションと、年齢性別問わずおしゃれにかっこよく乗りこなせるデザインが魅力です。

3つのアシストモードで乗り分けることができ、パワーモードでは約31㎞、オートマチックモードでは約40㎞、ロングモードでは約54㎞と、それぞれ道の状況に合わせた乗り分けが可能です。

  • サイズ:20インチ
  • 適応身長:148cm~
  • 変速:外装7段
  • 車体重量:20.6kg
  • ¥121,980~(税別)

おすすめポイントCheck!!

  • 8.0Ahの大きめのバッテリー容量
  • 3ステップで簡単に折りたたみ可能
  • すべて国内工場で製造!安心の日本品質
  • 軽量アルミフレームなので車載しやすい
  • 3年間盗難補償が無料でついてくる

【スポーツ】電動自転車の選び方のポイント

スポーツタイプの電動自転車は、電動自転車の中で一番坂道を登りやすく、長距離走行に向いています。スポーツサイクルに電動アシストが付いたものなので、スポーツサイクルの走行性能や走りの気持ち良さをさらにアシストしてくれます。

また、速度が上がってアシストが利かなくなっても、車体が軽いためスピードを保てることがメリット。

一方で、カゴやスタンド等オプションが取り付けられていない車種も多いです。価格帯の幅が広く、メーカーや車種の種類も多岐に渡るので、機能面でもデザイン面でも自分の好みを追求できます。

スポーツタイプの電動自転車を選ぶときは走行性能の高さがポイントです。スピード感のある走りを体験したいなら、走行性能の高いモデルを選びましょう。走行性能の高さは、変速段数の多さやコンポーネントと呼ばれるパーツの性能、フレームの質の高さで決まります。

パナソニック(Panasonic) ベロスター

  • サイズ:700C
  • 適応身長:149cm~
  • 変速:外装7段
  • 車体重量:22.4kg
  • ¥98,800~(税別)
  • コスパ最高のエントリー電動スポーツ自転車

ベロスターは実用性に特化したスポーツタイプの電動アシスト自転車です。 スポーツバイクと電動アシスト自転車の走行性能を兼ね備えたうえ、日常使いしやすいオプションパーツまで標準装備されています。 趣味というよりも、通勤・通学、日頃の足として電動スポーツ自転車を活用したい人におすすめの一台です。

この自転車の口コミ

発進時など、まるで3人位に後ろから押されている様な感覚です。坂道も楽々登れます。買って良かったです。強いて言うとスポークのデザインがもっとオシャレで、明るいブルーのボディーカラーがあったら いいなーと思います。(一部抜粋)

ほぼ毎日2㎞程度離れたテニスコートへの往復に利用していますが、途中の登坂もスイスイパワフルに走れます。満足しています。もっと早くに購入しておけばよかったと思っています。(一部抜粋)

知っておきたい注意点や知識

最後に、電動アシスト自転車に乗るときに知っておきたい注意点や知識を紹介します。安全で快適に乗るためにも、ぜひ一読してください。

漕ぎ出しに注意

電動アシスト自転車に乗る時は、漕ぎ出しに注意してください。ママチャリと同じような感覚で漕ぎ出すと、思った以上の速さで走り出すためです。体が置いていかれる感覚になり、発進が不安定になってしまいます。

サドルにまたがり、しっかりハンドルを握って、体が安定した状態で漕ぎだすようにしてください。

バッテリー切れに注意

電動アシスト自転車に乗るにあたって気をつけたいのが、バッテリー切れです。外出中にバッテリーが切れると、ただの重たいママチャリになってしまいます。そのため、充電の残量をこまめに確認することをおすすめします。充電の残量は、電動アシスト自転車に付属の液晶モニターで確認ができます。

バッテリーの買い替え時期について

充電できる限度は、どのメーカーも700~900回、バッテリーの寿命目安は3~4年と公表していますが、バッテリーの寿命は充放電の回数や温度等、様々な要因によって決まります。

バッテリーが劣化してきても、漕ぎ出しや坂道をのぼるときなどのアシスト力は変わりませんが、1回の充電で走行できる距離が減ってきたり、充電の頻度が増えたりします。

「最近バッテリーの持ちが悪いなぁ」と不便を感じるようになったら買い替えのサインです。購入から3年が経っていなくても買い替えをオススメします。

バッテリーの寿命を長持ちさせる方法

バッテリーにはリチウムイオン電池が使われている電動自転車がほとんどです。リチウムイオン電池を長持ちさせる方法は次の2つです。

  • 高温での使用や充電を避ける
  • 保管するときは電池残量が空の状態を避ける

夏場はバッテリーを室内で保管する、電動アシスト自転車をしばらく使わない場合はバッテリー残量を50%ほど残した状態で保管する等の工夫でバッテリーの寿命を長持ちさせることができます。

雨の日の使用について

電動アシスト自転車はバッテリーを搭載しているけど雨の日に乗っても大丈夫なの?と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、電動アシスト自転車は雨の日に乗ることを想定して作られているので、安心して使用することができます。

上記で紹介した国内メーカーの製品は、心臓部であるモーターとバッテリーが「生活防水」の基準を満たしているためです。「生活防水」は通常の雨に濡れるぐらいなら全く問題はなく、故障や感電することはないので、安心して乗ってくださいね。

雨の日の保管について

生活防水機能がついているものの、保管の際は自転車の劣化を避けるためにも雨に濡れないに越したことはありません。駐輪場が屋外にあり自転車が雨ざらしになる場合には、サイクルカバーを使うことをおすすめします。

サイクルカバーは、次の3つに合致したものを選ぶと、大切な自転車をしっかり守ってくれるでしょう。

  • 車体の大きさに合ったもの
  • 撥水加工のあるもの
  • 風などで飛ばされないように、しっかり固定できるもの

盗難補償の加入について

電動アシスト自転車を買ったら、合わせて盗難補償に加入することをおすすめします。

ブリヂストン、パナソニック、ヤマハのメーカー品なら、商品によって無料で盗難補償に加入、または購入にともなって自動加入できます。保証期間は購入から3年間です。ただしメーカーによって加入条件などに違いがあるので、必ず確認しましょう。

自転車保険があると安心

2018年のすべての交通事故の中で、自転車が関わっている確率は36%と決して低くありません。万が一の時のために、自転車の損害保険に加入しておくとより安心です。

メーカーごとに自転車保険の仕様は違います。

  • 自転車保険の制度を用意しているメーカーとしていないメーカーがある
  • 車種によって加入できるものとできないものがある

そのため、メーカー保険がない場合は、購入とは別に個人での申し込みが必要です。

交通安全協会やauなどが自転車保険を提供しており、月額数百円から手軽に入れるプランもあります。電動アシスト自転車を購入するときはぜひ検討してみてください。

維持費について

維持費は 1年間で3,600~12,960円、3年間で11,600円~22,960円(+バッテリー代)の見積もりになります。

維持費がかかると考えると割高に感じるかもしれませんが、年間の定期代や車の維持費と比較すると、車体価格を足しても自転車通勤のほうが安くなる場合も少なくありません。

他の通勤手段にかかる費用と比較して決めると、より納得のいく方法を選べるでしょう。

最後に

昨今はシェアサイクルが大流行しています。電動アシスト自転車は高価な買い物です。

まず買わなくて済むのならば、レンタルで電動自転車に乗りましょう。それでもなお、欲しいのであれば、頻度や用途に応じて、自分に合ったモデルを選びましょう。このページで挙げた自転車は、どれも間違いないので、悩む時間がもったいないと思う人は即決しても大丈夫です。

また、「密」をさけるなら、自転車で移動というのも選択肢の一つです。外出自粛が解かれたら、外の空気を吸いに自転車で出かけてみるのもおすすめです。

  • ブリヂストン(BRIDGESTONE)
  • パナソニック(Panasonic)
  • ヤマハ(YAMAHA)

この3大国産メーカーから選べば間違いありません。自分だけの、愛着ある電動アシスト自転車に乗って、最高の自転車ライフを楽しんでください!

最後に。もっと自転車を探したい方は、下記サイトから探してみてくださいね。

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